このサイトについて

このサイトは、オーストラリアのシドニー在住日本人の私 Eri が作ってきたレシピを集めたものです。

自分自身のメモ的な意味もありますが、これからオーストラリアに長期滞在する食文化の違うパートナーと国際結婚をしたオーストラリアの食文化を知りたいそんな方々に少しでもお役に立てれば良いなと思っています。

 

シドニーはお金を出せばわりとどんな食材も手に入りますし、食べられます。でも、食文化が違うパートナーと長年一緒に住んでると、それなりに苦労するんですよね。

 

Eri
日本にいた頃は日本食よりも洋食派だったし、食に関してものすごいこだわりはなかった。だから長期海外生活でも大丈夫だろうと思っていたが、10年くらい経ち歳を取ってくると、やっぱり食べたいものは日本食になってくると実感。ズボラ料理好き。九州出身なので、ラーメンは絶対に豚骨。

パートナー
オーストラリアで生まれ育ったパートナーは、食生活がモロにオージー。ただしアルコールは苦手で、たまに同僚や友達のお付き合いで仕方なく飲んでいる感じ。少食なのに太っているのは、おそらく甘いものが大好きなせい。偏食というほどではないと思うけど、もとシェフのせいか食に対して変なこだわりを見せることがある。

 

 

ちなみに、オーストラリアの食文化については、こちらも参考にしてみてください。

Down Under オーストラリア

ひと昔前は「オーストラリアの料理はおいしくない」と言われていた時代もあったようで […]…

 

 

もともと2006年にワーキングホリデーでオーストラリアに来たのが最初なので、ネットがない時代に僻地に住んで現地の食材だけで生活したり、食器や調理器具がないとんでもないバッパー生活をしたり、色んな国の人の食生活を覗けたり、様々な経験をしました。

今でこそローカルのスーパーマーケットでも、日本の食品が比較的簡単に手に入る葉理なって来ましたが、10年ほど前には考えられなかったことです。

特に現在はシドニーのシティ中心部に住んでいるので、お金さえ気にしなければわりと何でも手に入ります。

でも、食に変なこだわりがあるオーストラリア人パートナーと長年暮らして来たので、食生活の違いは常に私の頭を悩ませて来ました。

それでも、時には相手の国の文化に寄り添いつつ、基本的にはお互いが納得できるレシピを探しつつ、たまには別々にそれ俺の食べたいものを食べつつ、そうやって何とか今までやって来てます。

人間の三大欲求のひとつである「食」の好みが全然違うというのは、生活する上で大変なことです。

うちのパートナーは、日本食が好きと思ってはいるようですが、それは天ぷらや刺身や味が濃いもの。豆腐や煮物は嫌いですし、納豆なんてもってのほか。もしかしたら、平均的なオーストラリア人よりも好き嫌いが多いかもしれません。

私だって、油ギトギトのフィッシュ&チップスや、甘ったるくてどっしり重いケーキばかりしょっちゅう食べていたら、きっと病気になるでしょう。

だから、上手くやっていく必要がありますよね。

手間ひまかけて作った日本食は、大体パートナーに不評です。ですが、パパッと即席で作ったものに限って「天才‼︎」と大喜びする傾向があって、良いのか悪いのか…。

とりあえず、本格的に作る料理の腕はなかなか上がりませんが、ある意味楽で私にはちょうど良いのかもしれません。(そういうことにしておきます)