オーストラリアのベーカリーやスーパーマーケットでよく見掛ける、サクサクとして口の中でふわっと溶ける食感が人気のメレンゲは、コツさえ掴めば家でも簡単に作れます。
日本では焼きメレンゲとかメレンゲクッキーとして紹介されているようですね。
卵白と砂糖を使って作るので、卵黄を使うプリン (クリームキャラメル) やクッキーを作った後の余った卵白を活用するレシピとしても重宝しますし、アイディア次第で色々アレンジも出来るので、イベントやパーティにも良いですね!
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基本のメレンゲレシピ
メレンゲを作るには電動ハンドミキサーと絞り袋があった方が絶対に良いですが、手動で泡立てる人もいるようですし、絞り袋はビニール袋の先を切って自分で作る事も可能です。
ただ、絞り袋は買ったとしてもそんな高い物ではありません。英語では Piping bag、Icing bag、Pastry bag、Decorating tube など、色んな呼び方があります。
材料
卵白 … 卵4個分
砂糖 … 1カップ
クリームオブタータ (酒石酸水素カリウム) … 2分の1 tsp
食紅 (色を付けたい場合)
(バニラエッセンス … 少々)
クリームオブターターは必要?
クリームオブタータ (日本名は酒石酸水素カリウム) は、メレンゲに加えると泡立ちが良くなりキメが細かいメレンゲになります。メレンゲ以外にはシフォンケーキやスフレなどにも。
でも日本のレシピを見ると卵白と砂糖のみで作っている人も多く、ちゃんとおいしく出来ているようなので、なければないでも良いと思います。
もしくは酢やコーンスターチでも代用出来ますし、オーストラリアには粉に水を足すだけというメレンゲミックスも売ってますので、それらを活用しても良いかもしれませんね。
作り方
① オーブンを100度に余熱しておく
② 卵白を電動ミキサーで泡が出来てまとまるくらい泡立てる
③ クリームオブタータをボウルに入れて、更に泡立てる
④ 砂糖を少しずつ分けて加えながら、しっかりと混ぜる
本当にしっかりと固めに混ぜた方が良いです。バニラエッセンスや食紅を入れたい時はこのタイミングで。
⑤ 絞り袋にメレンゲを入れて、クッキングペーパーを敷いた天板の上に絞る
⑥ 100度で1時間以上焼く
温度が高いとすぐ焦げるので、低い温度でじっくり焼いてください。私は2時間くらいかかりますが、様子を見ながら調整を。
中までしっかり焼けていると、ある程度メレンゲが冷めたらクッキングペーパーからきれいに剥がれるはずです。くっついて取れなかったらもう少し焼く必要があります。
・低温で十分に焼く
アレンジ例
食紅 (Food Colour) やアイシングペンなどを使って、ハロウィンやクリスマスに向けたアレンジも出来ます。
アレンジ① お化けメレンゲ
白いメレンゲに黒いアイシングペンで目と口を書くだけで、お化けメレンゲの出来上がり。
チョコレートムースと砕いたオレオの上にお化けメレンゲを乗せてたら、かわいいデザートに。
アレンジ② クリスマスツリー
緑色のメレンゲに飾り付けをして焼けば、クリスマスツリーにもなります。きれいにラッピングしてプレゼントしてみても。
おわりに
まだまだ色んなアレンジが出来ると思います。
一度作ったらやみつきになるかも?