オーストラリアでもよく食べられているイギリスの伝統料理カリフラワーチーズ (Cauliflower Cheese) は、カリフラワーとチーズをグラタン風に焼いたシンプルな料理。パートナーにとっては小さい頃から母親が作ってくれていた定番料理だそうです。
え?イギリス料理ってあんまりおいしくないって聞くって?いや、これはとってもおいしいんですよ!
簡単に作れてしまいますので、今日のメインディッシュやサイドディッシュにいかがですか?
カリフラワーチーズの由来
ちなみに、このカリフラワーチーズの由来は、かつてイギリスの植民地だったキプロスの Kythrea からだと言われていて、ベシャメルソース (Béchamel sauce) と呼ばれるいわゆるホワイトソースは19世紀〜20世紀初頭のギリシャやキプロスの料理に広く使われていたそうです。
それをアングロサクソン系の人がイギリスに紹介したらしく、1861年に出版されたイギリスの料理本にはもうこのレシピが登場していたのだとか。
キプロス (Cyprus)、どこにあるか分かりますか?
つまり、カリフラワーチーズは150年あまり食べ続けられて来た料理という事なんですね。
カリフラワーチーズの作り方
という事で、さっそく作り方です!材料の分量はいつものように結構適当ですので、お好みで調整してください(笑)
材料
カリフラワー … 半分〜1個
バター … 2〜3tbs
小麦粉 … 2〜4tbs
牛乳 … 300ml〜400ml
チェダーチーズ … 1カップくらい
パルメザンチーズ … 適量 (チェダーチーズで代用可)
塩・ブラックペッパー … 少々
隠し味にマスタードやナツメグを入れるのもありです。
※ tsp = ティースプーン (小さじ1程度)・tbs = テーブルスプーン (大さじ1程度)
作り方
① オーブンを190℃〜200℃に温めておく。
② 鍋にお湯を沸かしたら、小分けにしたカリフラワー3〜5分ほど茹でる
茹でたカリフラワーは、水気を切っておいてください。
③ 弱火で鍋にバターを溶かし、小麦粉を入れたら牛乳を少しずつ混ぜ入れホワイトソースを作る
牛乳は少しずつ加えて混ぜないとダマになってしまうので、面倒かもしれませんが牛乳を加えて混ぜてなじませてを数回繰り返してくださいね。
④ 火を止め、チーズを入れて塩コショウする
マスタードやナツメグを入れる時もこのタイミングで。
⑤ 耐熱容器にカリフラワーを並べ、ホワイトソースをかけてチーズをのせる
この時、上にのせるチーズはあったらパルメザンでも良いですし、なければチェダーチーズでオッケーです。
⑥ オーブンで20分〜30分ほど焼き、表面がこんがりしたら出来上がりです。
おわりに
チーズが入ってるのでカロリーは高めですがベジタリアン料理ですし、オーストラリアはこれから冬なのでアツアツの食べ物は嬉しいですよね。
本当に簡単なので作ってみてください〜。