オーストラリアで七草粥を食べるには?代用食材・作り方

日本を離れて長くなると日本の伝統行事が恋しくなる人も多いと思いますが、特にオーストラリアのお正月は真夏なので、せめて料理だけでも気分を出したいですよね。

でも、おせち料理お雑煮は食べれても、七草粥はちょっと難しいよね?と思ってました。

でも、考えようによっては結構と簡単なんですよ!

ということで、オーストラリアで七草粥を食べるには?という記事です。

七草粥とは?

Nanakusa

七草粥ななくさがゆは、1月7日に一年の無病息災を願って食べるもので、お正月のご馳走で疲れた胃を休めるという意味もあります。

この日は五節句のうちのひとつである人日じんじつに当たり、中国の風習が平安時代の日本に伝えられ、江戸時代に一般化されました。

 

日本における七草は、基本的に以下の通り。

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  • せり (学名: Oenanthe javanica)
    日本や東アジア由来の多年草で香りが良く、日本では鍋物やおひたしとして食べられている野菜です。英語では Java waterdropwort、Water celery、Water dropwort、Chinese celery、Indian pennywort、Japanese parsley など様々な呼び方があり、オーストラリアでは、アジアングロッサリーで売っていますし、ホームセンターなどでも苗が売られていることもあります。
  • なずな (学名: Capsella bursa-pastoris)
    ぺんぺん草とも呼ばれるアブラナ科の植物で、日本ではよく道端に生えていますが、東ヨーロッパや北米、北アフリカなど世界中で見られるようです。英語では Shepherd’s purse と言い、オーストラリアでもオンラインならハーブとして購入できるようですが、生えているかは分かりません。
  • 御形ごぎょう (学名: Gnaphalium affine)
    ハハコグサという名前の方が一般的かもしれません。日本をはじめ東アジアにも分布しているキク科の植物で、もしかしたらオーストラリアでも見付けられるかもしれませんが、定かではありません。昔の日本では3月の節句に草餅として用いられ、中国では利尿作用や咳止め効果が期待出来るとして漢方にも使われているようです。
  • 繁縷はこべら (学名: Stellaria media)
    ハコベとも呼ばれるナデシコ科の植物で、日本、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど広く分布しています。ユーラシア大陸が原産とのことで、調べたらオーストラリアにも生息しているみたいですよ。(でも、摘んで食べる勇気はないかも)
  • ほとけ (学名: Lapsana apogonoides)
    コオニタビラコと呼ばれるキク科に属する越年草で、黄色い花が咲きます。ピンクの花が咲くシソ科のホトケノザ (学名: Lamium amplexicaule) と混同しやすいので注意。コオニタビラコは英語で Japanese nipplewort と呼ばれ、オーストラリアで入手するのは難しいかもしれませんが、もうひとつのホトケノザは Henbit や Greater henbit と呼ばれていて、オーストラリアでもファーマーズマーケットなどで売られることもあるようです。
  • すずな (学名: Brassica rapa)
    要するにカブです。Turnip ならオーストラリアでも手に入りそうですね。
  • 蘿蔔すずしろ (学名: Raphanus sativus)
    こちらは大根のことです。アジアンショップでも売ってますし、最近は時々ローカルのスーパーマーケットでも見掛けることあるくらいなので、いちばん入手しやすい食材でしょうね。

 

せり、なずな
ごぎょう、はこべら
ほとけのざ
すずな、すずしろ
春の七草 (これぞ七草)

七草は、俳句のように五七五七七のリズムで覚えている人も多いのではないでしょうか。

 

日本だけの植物かと思いきや、意外にも色んな国で入手出来るようですね。

そして、日本ではわざわざ摘みに行かなくても、お店で「七草粥セット」が売ってるので入手は簡単に出来ます。

ただ「七草粥は青臭くて苦手」という人も一定数いるようです。

そういう時は他の野菜で代用している人もいるみたいですし、海外在住者もそうやって七草粥を作っている人も多いみたいですよ。

ということで、オーストラリアもその手で行きましょう!

七草の代用野菜

vegetables

七草の代用野菜に良さそうなものを上げていきます。

葉野菜
オーストラリアのローカルスーパーマーケットでも入手可能な葉野菜

  • ほうれん草 (Spinach)
  • キャベツ (Cabbage)
  • 白菜 (Wombok、Napa cabbage)
  • ネギ (Spring onion)
  • アスパラガス (Asparagus)

アジアンショップで買える葉野菜

  • 春菊 (Garland Chrysanthemum)
  • パクチー (Coriander)
  • 大根の葉
    大根の葉は切り落とされていることが多いですが、オーガニックマーケットなどに行くと割と手に入りやすいです。
  • ニラ (Chinese chive)
  • ニンニクの芽 (Garlic Shoots)
  • ヨウサイ (Water spinach、Ong Choy)
  • カイラン (Chinese Broccoli、Chinese Kale)
Eri
アジアングロッサリーでせりは買えますが、クセがあるので違うものに変えても良いですね。

根菜

  • ニンジン
  • ゴボウ
  • レンコン

※ ダイコンやカブ葉スーパーマーケットでも手に入りやすい食材ですが、もし手に入らなければ、ちょっとダイコンに似てるコールラビ (Kohlrabi) で代用するのも良いと思います。

つまり、野菜は何でもオッケー

こういうものは縁起物ですし、気分の問題が大きいですから、そう考えると意外とハードル下がりません?

 

あと、例えば我が家のように絶対に七草粥の味が好きじゃないだろうなーという人がいる場合、洋風にアレンジしても面白そうです。チキンストックとか入れて。

洋風になりそうな野菜

  • リーク (Leek)
  • コールラビ (Kohlrabi)
  • フェンネル (Fennel)
  • バジル (Basil)
  • パセリ (Parsley)
  • 赤かぶ (Red radish)
  • 芽キャベツ (Brussels sprout)
  • ビートルート (Beetroot)
  • ピーマン・パプリカ

 

では、食材を準備したら、さっそく作ってみましょー!

七草粥の作り方

Pot

本当は土鍋やストウブのようなおしゃれアイテムがあれば雰囲気も出るのでしょうが、なければ普通の鍋で十分です。

 

※ お米1合で4人分くらいになるので加減してください。目安としては2分の1合 (90ml) に対して、水500〜600mlくらいです。

① 鍋にといだお米と水を入れて、強火で沸騰させる
鍋で沸かす前にお米を30分水に浸すと更に良いですが、浸さなくても大丈夫です。
② 沸騰したら弱火にして、食べやすく切った根菜 (ダイコンやカブなど) を鍋に入れて蓋をする
生姜を入れてもおいしいと思います。鍋に蓋をしたら、とろみがつくまで20〜30分炊きます。
先に野菜だけ先に塩茹でして、後から鍋に足す方法もあります。もし七草が手に入ったけど青臭いのが苦手という人は、そちらを試してみても良いと思います。
③ とろみがついたら食べやすく切った葉野菜を入れて、軽く混ぜ少し火を通す
味付けは塩だけだと、とても優しい味になります。お好みで顆粒だしなどを入れると、味に旨味が増します。
④ 火を止めてしばらく蒸らしたら、塩で味を整える
これで完成です!器に盛りましょう。

炊いたご飯から作ると、もっと簡単で自担です。

Nanakusa

写真では、はねじり梅にしたニンジンを使ってみました。このニンジンが入るとお正月っぽいですよね。

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carrot

 

あともうひとつ、面白い七草粥が食べれる方法がありました。それは、ドライフードや七草茶を使うこと!

直ぐに出来る七草粥

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こんなフリーズドライの七草粥も見付けました。これならすぐに作れて便利ですよね。

桜の花入りも素敵。

 

それから、七草粥茶なんていうのも見付けました。

これです!

ルピシアが期間限定で出している『七草茶』には本当に七草が入っているそうで、このお茶を使って茶粥を作れば、これも七草粥ですよね。

毎年発売してくれるのか分かりませんが、来年もあれば買ってみたいと思いました。

残念ながら、オーストラリアにあるルピシアさんでは取り扱っていないみたいだったので、海外転送サービスや御用聞きサービスを利用するか、日本の家族にお願いして送ってもらうなどになりますが。

 

ルピシアのホームページも貼っておきますね。

おわりに

一見ハードル高そうな七草粥でしたが、材料が何でもありということなら、びっくりするくらい簡単ですよね。

私、日本でも七草粥を食べたことがないのに、食べられないと思うと食べてみたくなってくるから不思議。いつか正真正銘の七草粥も食べてみたいです!